優しく柔らかな色合いと、どこか愛らしさを感じる柄行が印象的な、新作の色打掛が入荷いたしました。
古くから、花嫁衣裳として愛され続けてきた色打掛。
その一着には日本の美意識と、限られた職人にしか織りなすことのできない伝統技術が細部にまで息づいています。
特別な一日に、そんな伝統美を纏って迎えるのはいかがでしょうか。
色打掛:201-03990
半衿:205-08104
重衿:206-08095
帯揚:207-07168
箱迫・懐剣・扇子:209-06165
草履:211-09093
今回ご紹介する色打掛に用いられているのは、日本が誇る織りの最高峰とされる唐織(からおり)。
古来中国から渡来し、発展を遂げた装飾性の高い美術織物です。
幾重にも重なる糸が描き出す紋様は立体感と艶やかさを持ち、数多くの工程を経て、熟練の職人によって一織り一織り丁寧に作られています。
描かれているのは、どこまでも伸びる蔓が永遠の繁栄や活力を象徴する唐草紋様と、幸福や円満を意味するインコの姿。
日本では古くから、お祝いの気持ちや季節の移ろいを、着物の柄に託して表現してきました。
おふたりの未来が、やさしく豊かに広がっていくように―
そんな願いが込められた色打掛を大切な一日に纏っていただきたいのです。
やわらかな色合いの色打掛に合わせる小物。
あえて差し色ではなく、優しく溶け込むような色合わせをしていただくことで花嫁自身の可憐で清楚な印象を引き立てます。
150年以上の歴史とモダンな気配が調和する、オリエンタルホテル神戸。
自然と建築美が織り成す四季折々の情景が心に残る、蘇州園。
静けさや格式が漂う、日本の美を深く感じられる相楽園。
そこに息づき時間や重ねられてきた物語そのものが、特別な記憶となって心に刻まれていくような場所。
そんな空気感に寄り添いながら、色打掛は花嫁の内側にある美しさをそっと映し出してくれます。
時を超えても色褪せない色打掛での素敵な一日を、THE TREAT DRESSING(ザ トリートドレッシング)神戸店から迎えていただけますように。