現代の新郎様のお色直しのスタイルについてはお客様お一人毎の個性を表現していただきたいと私共では考えております。お二人にとって最良の一日である、ご結婚式。挙式は誓いをたてるという意味合いがあるのに対して、新郎様と新婦様のお二人が再入場をするお色直しスタイルについては装いを直すという意味合いがあります。古来、日本の結婚式の風習では白無垢から色打掛に色直しをすることが「相手の家に染まる」という意味を持っていましたが、現代の洋装ではそこまで厳格な意味合いを表すことはありません。しかし、お二人の結婚の証としてお洒落にコーディネートされた装いは結婚式にメリハリを与え、より皆様の印象に残る素敵な時間にしてくれることでしょう。今回はTHE TREAT DRESSING (ザ トリート ドレッシング)大阪店よりお勧めのスタイリングをご紹介させていただきます。
1.ダブルジャケット ✖ 秋にお勧めのカラーを使用したスタイル
お式のスタイルからガラッと雰囲気を変えるのにお勧めなのはジャケットチェンジのスタイル。パンツはお式のタキシードのままでもジャケットを変更するだけで一気に雰囲気を変えることが可能です。こちらのコーディネートはダブルのブラウンジャケットにボルドー色のシャツを合わせたスタイル。ストールのペイズリー柄がほのかなエレガンスも感じさせ、無骨になりすぎずコーディネートの全体的なバランスを保ってくれています。また、ご新婦様がお選びになられたカラードレスに合わせてチーフのお色味を合わせていただくと、さりげない色合わせでお二人の統一感を演出してくれることでしょう。
Jacket:300-09037
Shirt:302-08466
Stole:304-08366
Chief:305-08512
2.グレーのジャケット ✖ 華やかな開襟シャツのお色直しスタイル
続いてのスタイルは、上品なグレーのウェアをチョイス。目を引くカラーリングの柄の入った開襟シャツは、お洒落な印象をプラスすることができます。タイはブラックタイで合わせ、柄シャツとのコントラストをより際立て、華やかな印象の中にも大人な雰囲気も感じさせます。またこちらのシャツは、襟元を空けてノータイでも男性らしいラギッドな雰囲気に仕上げてくれますので、お二人のお好みに合わせた様々なスタイルに合わせられることが特徴です。
Jacket:300-08008
Shirt:302-08738
Chief:305-08515
Tie:303-08883
3.イタリアンカラーシャツ ✖ ストールを合わせた洒脱なコーディネート
こちらは、クラシックかつ重厚感のあるブラックのタキシードに、シャツはイタリアンカラーのシャツを選びストールをシャツに忍ばせることによって大人な抜け感とエレガントさを両立させるバランスのいいコーディネートにいたしました。小物の色味は柔らかいお色で統一し、ダークトーンのタキシードで全体を締めるといったコントラストが美しいスタイルにしております。またストールとチーフを変えていただくと華やかな印象にもなります。
Jacket:300-04022
Shirt:302-08702
Stole:304-08367
Chief:305-08498
Chief:305-08498
Tie:303-08903
フォーマルとカジュアルの違い、セレモニーとパーティーの違いを正しく理解したご新郎様の合理的な着こなしは、男性としての理知とダンディズムを表します。結婚式としても挙式と披露宴にメリハリがつき、ゲストの皆様を飽きさせない極上の時間をお過ごしいただくことができることでしょう。「結婚式の主役は新婦様だから」とお色直しをされないご新郎様もいらっしゃいますが、せっかくの結婚式ですので、お二人ともにご自身らしいお色直しのコーディネーションを楽しまれてはいかがでしょうか?ご新郎様も立派な主役の一人であることに違いはなく、寧ろご新郎様のスタイルによってご新婦様の晴れ姿がより素敵で感動的なものへと昇華します。
※商品のラインナップには時期によって変動がございます。